【音楽のプロが語る、楽器演奏上達の最大のコツ】

わたしはジャズ・ヴァイオリンを習ってます。

ジャズ・ヴァイオリンの先生は、若いときから現場で叩きあげてきたこの道何十年の人。ヴァイオリンをはじめた半年後には、すでにステージで演奏していたというツワモノです。しかも独学で!

当時は楽譜なんて売ってなかったので、曲はすべて耳コピで覚えたそうです。このエピソードだけでも「すごいな!」と感動しますよね。さらに、ライブは年に100〜200本やっていたそうです。おそるべし!

そんな音楽一直線で生きてきた先生がレッスン中におっしゃった言葉で、とても衝撃的なものがありました。

楽器演奏の上達は、音楽を聴くことが7割

楽器を練習できる時間があるならその7割は、ちゃんと音楽を聴くことに使う。そうすれば、楽器の上達スピードがどんどん速くなる。

・・・ということです。

【曲のイメージを掴んだものが音楽を制す】

たとえば、たくさんの音楽を聴いてきたけど楽器を弾いたことがない人と、たいして音楽を聴いてこなかったけど楽器はそこそこ弾ける人がいるとします。この場合、前者が後者よりも上手くなるらしいのです!

なぜかというと、音楽をたくさん聴いてきた人には、膨大な曲のイメージ(曲の全体像)が蓄積されているから。曲にたいして持っているイメージが、きちんと音にでるんだそうです。

そういう人は、技術的に下手でも、きちんと聴き手に伝えられる演奏ができるのです。

逆に言えば、イメージ(曲の全体像)ができあがっていないうちに、曲の練習をはじめても良い音楽にはならないということ。

この曲はどんな感情を表現したいのか、どんな世界観をもっているのか、作者はなにが言いたいのか。そういったイメージをきちんと掴んでないと、曲を音楽としてとらえることができないのです。

【曲のイメージができていない演奏は感動を生まない】

わたしは「たいして音楽を聴いてこなかったけど楽器はそこそこ弾ける人」にちかいです・・・。楽譜があったらすぐに曲を練習しはじめるクセがありますからね。

こういう練習を続けていると、ただ羅列した音の集合体ができあがってしまいます。自分ではフレーズを奏でているつもりでも、聴き手には音楽に聴こえません。もちろん感動は生まれないでしょう。

ベーシストの子安文さんのメルマガにも、「きちんと音楽を聴く時間をつくることの大切さ」が書いてありました。音楽のプロ二人が同じことをいうのだから、これはものすごく大切な教訓でしょう。

いつも楽器を弾くことばかりに気をとられていましたが、きちんと音楽を聴こうとおもいました。

「練習時間の3倍くらい音楽を聴くぞ」という気持ちでいれば、ちゃんと音楽を聴く時間がつくれるはず!意識的に「音楽を聴く時間」をつくりましょう。

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